ダメ社員が「作家志願者に贈る一般常識問題」  小説書き方最新更改ページへ

ここに来るような方には、常識以前の問題かもしれません。
下記は「長文の書き方」を教えたさい、子供が書いてきた文章です。お題は「長編小説の冒頭。雷雨があがって、外に出て、母親と喧嘩した」。四百字詰の原稿用紙に書かせました。
結果は見ての通りです。親として頭を抱えました。【ダメ社員】も下手だが……それよりはるかにひどいとは!

さて、そこで問題です。
下記の文章でおかしなところがあったら、そこをクリックしてください。たくさんあります……いくつ発見できますか? なお……毎回ウィンドウを閉じる場合は、解答のウィンドウは最前面に来るように設定していますが、ウインドウを閉じずに次々をクリックしたら……ひょっとして問題ウィンドウの背面に解答ウィンドウが開いている【かも】しれません。動作がおかしかったら、ご確認ください。

おかしな箇所を直した文章をみたい方は、「次の問題」へどうぞ。【ダメ社員】の文なので完璧には程遠いでしょうが、元の文よりは多少ましかもしれません。

問題1 怪しい箇所をクリックしてください。(原文縦書き、原稿用紙)


雷様が去り、晴れ晴れとした機嫌家を出る
僕はドカンと門扉を閉めた。おかんが怒り
心頭に達するだろうけど、知ったことじゃな
い。
 「タカシ、まともにしめれないの。」
大鐘のような声に、振り返る。今日こそ言い
返すという強い決意に、顔が真っ赤になる。
 まったくこの子は、孝子は呆れ果てた。
の反抗期はいつまでつずくのかしら。
 タカシの足元に小さな石があった。小型で、
でも尖った石だった。振り返った拍子に、偶
然、僕の右足の爪先が当った。石は矢のよう
におかんを襲い、その額にぶつかった。
 流れ出る血に、俺は仰天した。


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